作品公募

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第16回絵本テキスト大賞 原稿募集+応募のよくあるQ&A

新しい感覚の絵本の世界を!
第16回『絵本テキスト大賞』原稿募集


 日本児童文学者協会と童心社は、絵本作家の発掘と育成、また新鮮な絵本の出版を目的として、絵本テキスト(文章)を募集いたします。
 大賞に選ばれた絵本テキストには、著名な画家たちのすばらしい絵のついた絵本になります。
 新しい絵本世界を切り拓く可能性を秘めた、瑞々しくフレッシュな感性で描いた作品を募集いたします。また絵本としての特徴を生かしながらも、ストーリー性のある原稿を望んでいます。
 たくさんの皆さんからのご応募をお待ちしています。グレードを確認してお送りください。

【募集する作品】
子どものための絵本テキスト(文章)を募集します。(絵は描かないでください)
テキストの文章は、展開を考えて場面割りをしてください。
ただし応募は最大でAグレード1編・Bグレード1編までといたします。
<Aグレード> 幼児(3~5歳)……11見開きの原稿
<Bグレード> 幼年(6~8歳)……15見開きの原稿
※「1見開き」……本を開いたとき左右のページを合わせて、1見開きといいます。
 対象の子どもたちの年齢を考えた、字数・文章量にしてください。
 これまでの受賞者の作品などを、童心社のサイトでご覧いただき参考にしてください。
 https://www.doshinsha.co.jp/special/ehontext/list.html
(このサイトをご覧ください)
 

【応募要項】
1 応募資格 プロ、アマ、国籍は問わず。15歳以上の方。

2 締切日  2023年6月末日。

3 募集期間 2023年4月1日から6月末日までとする。(消印有効)

4  原稿用紙 A4サイズで文章のみ。原稿は5部同封すること。

5  原稿は右肩を綴じ、別紙1枚に、筆名のほか本名・住所・年齢・職業・電話番号・メールアドレス、作品タイトル、また児童文学歴があれば書き添えること。なお原稿にはタイトルのみを記入し、名前などは記入しないこと。なお応募封筒にはAかBかのグレードを朱記すること。 Aグレード、Bグレードそれぞれ1編ずつまで応募可とし、自作の未発表作品に限ります。(商業出版を目的としない同人誌での発表は可としますが、その旨ご記入ください。) 応募原稿は、いかなる場合にも返却いたしません。

6  事務手数料として、切手を120円分同封してください。

7 大賞は童心社より単行本として刊行し、所定の印税をお支払いいたします。
    大賞受賞者には2023年10月中に、選考委員会よりお知らせします。
    また「日本児童文学」2023年11・12月号誌上にて発表し、日本児童文学者協会と童心社のホームページでも選考結果を公表します。

8  選考委員
    内田麟太郎・加藤純子・浜田桂子・大熊悟(童心社取締役 編集長)(敬称略)

✰原稿の送り先&問い合わせ先
    〒162-0825 東京都新宿区神楽坂6-38 中島ビル502
    日本児童文学者協会『絵本テキスト大賞』宛
    TEL03-3268-0691  FAX03-3268-0692
    E-mail:zb@jibunkyo.or.jp (メールでのご応募は受け付けていません)

*受付締め切り後の選考期間中、電話やメールなどでのお問い合わせはお断りします。

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応募のよくあるQ&A(お問い合わせの多い質問です)

◆書き方について
Q.手書きでもいいですか?
A.手書きでも、パソコンで書いてプリントしたものでもOKです。

Q.原稿は縦書きですか、横書きですか?
A.基本は縦書きですが、横書きでもかまいません。

Q.絵をつけてもよいですか?
A.絵は一切つけないでください。文章のみの募集です。

Q.11見開きで応募する場合、11枚の紙に分けて書くのですか?
A.その必要はありません。短くおさまるならば、1枚にまとめていただいてもOKです。①、②、③といったふうに箇条書きにするなど、どの見開きがどの文章なのか、わかるようにしてください。15見開きのBグレードについても同様です。

Q.最大何字まで書いていいですか?
A.特に規定はありませんが、対象の子どもたちの年齢を考えた、字数・文章量にしてください。
 これまでの受賞者の作品などを、下記の童心社のサイトでご覧いただくなどして参考にしてください。
 https://www.doshinsha.co.jp/special/ehontext/list.html

◆原稿の送り方について

Q.A4判の用紙は、コピー用紙でもいいですか?
A.コピー用紙でかまいません。サイズがA4判ならば、特に規定はありません。

Q.5部同封とは、同じ作品を5部ですか。違う作品5作送るということですか?
A.同じ作品を5部という意味です。コピーでかまいません。

Q.名前など記入する別紙も、5枚必要ですか
A.別紙は1枚でけっこうです。


                日本児童文学者協会・童心社



 

 

2023/06/14

「人とのつながり こんなときは」シリーズ原稿募集

日本児童文学者協会と偕成社の共同企画

「人とのつながり こんなときは」シリーズ原稿募集

 

●募集テーマ
テーマは「人とのつながり」です。今は大人も子どももなかなか自己肯定できない時代。友だちとの距離感をどう持つか。大人との距離感をどう持つか。相手の言葉に傷ついたり、自己嫌悪に陥って悩んだり。自分のことを嫌いになったり……。友だちと付き合う、人間と付き合うって、なんて面倒なのだろう。ひとりぼっちは寂しいし、人との関係は作っていきたい。そんな今の子どもたちが抱えている「人とのつながり」について、読者があらたな視点に気づかされるような作品を募集します。
可能であれば、自分の経験をもとにした(ような)一人称の視点でお願いいたします。自分の幼少期の経験や現在の社会状況などをモチーフに、子どもを主人公にして、家族、友人、先生、医師など、他者とのつながりを描いてください。
5巻刊行予定です。タイトルは「もし〜なら」という形のもので統一させていただければ幸いです。「もし、人とつきあいたくなかったら」「もし、親がきらいになったら」など、同じ悩みをもつ読者が手に取りたくなるような作品をお待ちします。


●原稿枚数 30枚(400字詰換算)原稿は4部同封すること。メールでの応募は不可。
 なお原稿の返却はできませんので、必ず手元にコピーをお取りおきください。

●グレード 小学校高〜中学生向け

●応募期間 8月1日〜10月末日(消印有効)

●選考結果 機関誌「日本児童文学」2024年の3・4月号、およびホームページにて。(入選作には所定の印税をお支払いします)

●応募資格 プロ、アマ国籍問わず。高校生(もしくは同学年)以上

●編集委員(五十音順)
  石井睦美・いとうみく・加藤純子・工藤純子・田部智子・偕成社編集部


〈問い合わせ先・応募先〉
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂6-38 中島ビル502
日本児童文学者協会『人とのつながり こんなときは』作品募集係
TEL03-3268-0691 FAX03-3268-0692 E-mail zb@jibunkyo.or.jp

*受付締め切後の選考期間中、電話やメールでのお問い合わせはご遠慮ください。


 

 

2023/06/03

「日本児童文学」 詩歌作品 募集! ~クリスマスをうたう~

「日本児童文学」詩歌作品募集
詩・童謡・俳句・短歌
~クリスマスをうたう~

 

「日本児童文学」11・12月号では、クリスマス特集として、クリスマスにちなんだ創作や論考を掲載する予定です。併せて「クリスマス」をテーマにした詩歌作品の募集をいたします。

《募集要項》


✿応募作品のジャンル ・詩・童謡・俳句・短歌

✿字数 ・詩・童謡……本誌の見開きに入る分量
    ・俳句・短歌……タイトル+三句・三首

✿応募方法 ・いずれかのジャンルを選び、応募は一人一篇のみ

✿締め切り ・2023年6月末(消印有効)

✿応募資格 ・どなたでも応募いただけます。
      ・会員外の方は、本誌5・6月号の「応募券」を同封ください。

✿作品選考について ・選考は本誌編集委員が行います。
          ・入選作品は、本誌11・12月号に掲載し、所定の原稿料をお支払い致します。

✿応募先 〒162-0825 東京都新宿区神楽坂6-38-502
      「日本児童文学」編集委員会・宛

 

2023/06/01

第23回 長編児童文学新人賞 原稿募集

「児童文学の世界に新風をふきこむ」という本賞創設の狙いにふさわしい意欲的な作品、いまの子どもたちの心に届く魅力ある作品の応募を期待しています。


【募集する作品】 
 自作未発表の長編創作児童文学。(同人誌発表作、卒業制作作品は可だが、原稿の形で提出のこと。)読者対象は、小学校の中学年もしくは高学年・中学生向け。

 
【応募資格】
 高校生(もしくは同年齢)以上。
 
【原稿規定】
 400字づめ原稿用紙100~250枚程度。日本語でたて書きのこと。ワープロ原稿の場合、A4判用紙を使用し、字詰めは40字×30行を推奨する。また原稿用紙換算枚数も必ず明記のこと。手書き原稿の場合は、鉛筆書きは不可。一枚目に表題、作者名(ペンネームの場合は本名も)、住所、電話番号、性別、年齢、職業(出版歴のある場合は、タイトル・発行所・発行年)を明記。2、3枚目に800字以内の梗概をつけること。
 
【賞および出版】
▽入選(1編)
 賞状と記念品が贈られ、小峰書店より単行本として出版される。
 但し、出版にあたり相応の改作を求める場合がある。
 出版された作品には、規定の印税が支払われる。(規定については、主催者に問い合わせのこと。)
 
▽佳作(2編程度)
 賞状と記念品が贈られ、単行本としての出版が検討される。
 出版される際の条件は、入選作品に準ずる。
 
【著作権】
 入選作品の著作権の扱いは、小峰書店との出版契約書による。佳作については、二年間小峰書店が出版優先権を保有する。
 
【選考委員】
 赤羽じゅんこ、工藤純子、森川成美、山本悦子、小峰書店編集部
 
【応募方法 他】
 応募は2023年8月1日から9月30日まで(消印有効)。
 日本児童文学者協会会員外の応募者は応募に際し84円切手15枚を同封のこと。
 応募作品は返却しない。他の文学賞への同時応募は認めない。
 
【発表】
 選考経過・結果は「日本児童文学」2024年5・6月号(5月9日発行)に掲載。(協会会員外の応募者には、掲載誌を送付する。)

 
◆原稿送り先&問い合わせ先◆
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂6-38中島ビル502
日本児童文学者協会『長編児童文学新人賞』係
TEL03-3268-0691

 

2023/05/09

第22回 長編児童文学新人賞 発表

入選 該当作なし

佳作 「竹林のフウ」 日田 藤圭



●最終選考作品

 「知恵袋くんと誰も知らない妖怪ことのは」 ことさわみ
 「EDOチャレンジ 歌舞伎の道」 好美 松
 「竹林のフウ」 日田藤圭
 「あなたの庭になりたい」 珠下なぎ
 「月の舟、音の海」 遠藤由実子


応募総数は、71編でした。
たくさんのご応募、ありがとうございました。
詳しい選考経過につきましては、『日本児童文学』2023年5・6月号をご覧ください。

 

2023/05/09

『日本児童文学』「図書館」を舞台とする掌編募集 結果発表

『日本児童文学』「図書館」を舞台とする掌編募集 結果発表

 2月末に締め切りました『日本児童文学』「図書館」を舞台とする掌編募集では、たくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。
 今回95編のご応募があり、編集委員による選考の結果、下記の通り入選作が決定いたしましたのでお知らせいたします。
 おめでとうございます。

■入 選

「図書館のジャンヌダルク」 原田 キヨコ

「じごくの図書館」  たにむら・かずほ

「私とあの子の本」 渡川 浩美

「図書館バスと風の本」 中尾 朋子

「本から届いたエール」 里 まりこ


          (受付順)

入選作品と選考経過は『日本児童文学』2023年7・8月号に掲載いたします。

 

2023/04/28

第10回子どものための感動ノンフィクション大賞 募集

 いま、児童文学の世界ではノンフィクション児童文学の新しい書き手の登場がつよく望まれています。本賞は、その分野での新人作家を見つけ出し、応援していくために、2005年に創設されたものです。ノンフィクション児童文学の出版に実績と熱意を持つGakkenの共催を得て、第10回の募集をおこなうことになりました。
 第1回では「サクラ―日本から韓国へ渡ったゾウたちの物語」が、第3回では宮坂英弌の生涯を描いた「発見、発掘、土の中にねむる夢とロマン」が、第5回では「天井からジネズミ」、続く第6回では「こんにちは ツメナシカワウソの双子の赤ちゃん」が最優秀作品に選ばれ刊行されました。さらに第7回では、優良作品に選ばれた「うちにカブトガニがやってきた!?」が刊行され、そして第8回では「この世界からサイがいなくなってしまう」が最優秀作品に選ばれ刊行されています。
 下記の応募方法をよくお読みの上、現代の子どもたちをつよくとらえ、感動させる新しいノンフィクション作品をご応募ください。
 

応募について
 
  1次選考と2次選考、2回の選考によって、入賞者を選ぶ。応募者には、まず規定の作品計画書(ねらい・予定枚数・グレード・題材について、などを記したも の)にあらすじを添えて提出してもらう。1次選考では、その計画書とあらすじを審査して、2次選考に進む作品を選ぶ。1次選考通過者には作品の原稿を執筆 してもらい、提出された作品原稿で2次選考をおこなって、入賞者を決定する。
 
■募集作品について
 
対象年齢は、小学校中学年から高学年。題材は、人物ノンフィクション、歴史のできごと、社会のできごと、スポーツ、動物と人間、環境問題、子どもたちの生きる姿など、自由です。子どもたちを引きつける力のこもった作品がのぞましい。
 
■応募資格
 
特に問わない。
 
■賞 (2次選考の結果)
 
・最優秀作品(1点)賞状と賞金30万円 原則としてGakkenより出版される。 出版にあたっては、改作を求める場合がある。
・ 優良作品(2点程度) 賞状と記念品。Gakkenからの出版が検討される。
 
■1次選考応募規定
 
書こうとしているノンフィクション作品の、作品計画書にあらすじ(400字詰原稿用紙5~6枚)を添えて提出して下さい。その計画書には、作品のねらい・グレード・題材についての情報・取材の予定、などをお書きいただきます。
 
 1次選考応募締め切り 2023年9月30日
 
■ 2次選考について
 
  2023年11月には1次選考通過者を決定して、通過者に連絡の上、作品原稿の執筆(400字詰原稿用紙 約80~120枚)をお願いします。作品原稿の締め切りは2023年5月31日とし、執筆していただいた原稿の2次選考をおこないます。最優秀作品は、2024年7月31日までに決定します。
 
■ 作品計画書の応募について
 
1次選考で応募していただく作品計画書は、所定の用紙をお使いください。 
 
用紙のPDF書類をこちらからダウンロードしてください>>作品計画書
 
(もし、うまくいかない場合は下記までご請求ください)
 
■ 著作権
 
最優秀作品の著作権の扱いは、Gakkenとの出版契約書による。印税については、一定部数以上の発行になった場合、支払われる。
優良作品については、2年間Gakkenが出版優先権を保有する。
 
■ 選考委員
 
  新藤悦子・長谷総明・山口 理・Gakken編集部
 
■ 発表
 
1次選考結果 「日本児童文学」2024年3・4月号
2次選考結果 「日本児童文学」2024年11・12月号
 
◆応募についてのお問い合わせ先と応募先◆
 
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂6-38 中島ビル502
日本児童文学者協会
「子どものための感動ノンフィクション大賞」係
TEL 03-3268-0691 FAX 03-3268-0692

 

2023/03/29

『日本児童文学』 「図書館」を舞台とする掌編募集

 『日本児童文学』2023年7・8月号では、児童文学と図書館の関係について考える特集を予定しています。合わせて「図書館」を舞台とする掌編物語(日常・非日常問わず)を募集します。図書館の魅力が再発見できるような、新鮮な作品を期待しています。入選作は、7・8月号に掲載し、規定の原稿料をお支払いします。

〈字数〉 26字×80行(タイトルは別・1人1編のみ)

〈締切〉 2023年2月末(消印有効)

〈送り先〉〒162-0825東京都新宿区神楽坂6-38中島ビル502 
          日本児童文学者協会 「日本児童文学」編集委員会

〈応募資格〉 どなたでもご応募いただけます。ただし協会員以外の方は『日本児童文学』2023年1・2月号91ページ掲載の「応募券」を切り取り同封してください。

                        『日本児童文学』編集委員会

2022/12/26

第22回おはなしエンジェル子ども創作コンクール 選考結果発表

第22回おはなしエンジェル子ども創作コンクール 選考結果発表

応募総数91点の中から、厳正な審査の上、各賞の受賞者を決定しました。
 

◇幼児・小学生低学年の部

最優秀賞


「妹のぬけがら」深谷馨音 小2    静岡県

金のエンジェル賞
 

「わたしのサナギ」荒木結子 小2 東京都                            

「妹なんか、大っきらい」中村望那 小2 岐阜県   

「木星でころんだお父さん」坂本明里紗 年長 福岡県

銀のエンジェル賞
 

「かわいいおかあさんにあいたくて」栗原佑奈 年中 神奈川県

「みみちゃんはくもにのっておかいもの」小西澄実 年長 岐阜県      

「わたしはまほうつかい」横山仁菜 年少 東京都

「どうぶつたちとたびニンゲン」雜賀れい 小2 和歌山県   

「ようせいが来る」浜本芳昭 小2 大阪府


◇小学生中高学年の部

最優秀賞
 

「神様ロボット」柴田更紗 小6 宮崎県

金のエンジェル賞
 

「ざしきわらじい」米島夏綾 小5 埼玉県                            

「風が吹く時」荒木凛子 小5 東京都                                   

「天狗山神社の秘密」岡本侑子 小6 大阪府

銀のエンジェル賞
 

「ぼくのせいでみんな滅亡?」堤夏歩子       小4 東京都                                   

「人間のかんさつ」町中さくら 小3 大阪府                                      

「清郎と魚コ」櫻井紬 小3 愛知県                                      

「机の上の小さな大親友」 辻本亜理彩 小3 大阪府                                      

「家出森」近藤翼 小4 静岡県


◇中学生の部

最優秀賞


「ラジカセ」長谷部百花 中3 東京都

金のエンジェル賞
 

「銅と錆(キュイーヴルとルーユ)」万波桃子 中2 神奈川県  

「夜のメロディ」小林粋 中2 東京都                                   

「紫陽花の光がくれた奇跡」内田博仁 中2 神奈川県

銀のエンジェル賞
 

「自由なお姫様」高見真流子 中3  石川県



おめでとうございます!

 

2022/11/16

第15回「絵本テキスト大賞」入選発表

 日本児童文学者協会と童心社は、昨年に引き続き「第15回絵本テキスト大賞」の作品募集をいたしました。応募総数は総数1238編(Aグレード547編・Bグレード691編)でした。たくさんのご応募をありがとうございました。
 応募作品は7月から8月末にかけて1次選考を行いました。
 1次選考通過作品としてAグレード23編。Bグレード26編を選びました。
 9月26日、童心社にて2次通過作品を選び、そこから最終選考に向けて議論いたしました。最終選考に残った作品は、Aグレード「よるとてをつなぐ」(森川かりん)、「かえりみち」(市原まりこ)、「いなくなるってどういうこと?」(山下雅洋)の3編でした。Bグレードは「ぼく しってるで」(さくらふく)、「まあちゃんと、せかい一ながいねっこ」(福原道人)、「ところがどっこい、カッパッパ」(まちはらめえり)、「くさむら ゆうびんきょく」(いしはらゆりこ)の4編でした。
 1編1編議論していった結果、以下の作品の受賞が決まりました。

大 賞 Bグレード「くさむら ゆうびんきょく」 いしはらゆりこ

優秀賞 Aグレード「よるとてをつなぐ」 森川かりん

 大賞を受賞した「くさむら ゆうびんきょく」は、まず、くさむらゆうびんきょくという発想が面白い。また出てくるいろいろな生き物たちが、それぞれの役目を果たし、楽しいテキストになっているという評価でした。優秀賞の「よるとてをつなぐ」は、夜と手を繋ぐという言葉や発想の見事さが評価されました。しかし人格を持った夜が発する言葉には凡庸で常識的すぎるものも多いということで、惜しくも優秀賞に終わりました。応募作品全体を見渡すと、枚数オーバーのもの、絵本なのにおとなが対象だったりと、戸惑うような原稿が少なからずありました。応募要項をきちんをお読みくださり、ご応募ください。

 また第13回絵本テキスト大賞を受賞した『まいごのモリーとわにのかばん』(こまつのぶひさ文・はたこうしろう絵)は発売早々増刷になり、すでにモリーの2巻目も出ています。新しい才能を、ぜひこの場から発見していきたいと思っています。次回もご応募くださいますよう、選考委員一同、新しい書き手の誕生を心待ちにしております。


※童心社の発表サイトでは受賞者のコメントも掲載しております。
 https://www.doshinsha.co.jp/special/ehontext/winning.html

◆主催 日本児童文学者協会/童心社
 第15回「絵本テキスト大賞」選考委員
 内田麟太郎、加藤純子、浜田桂子、大熊悟(童心社編集長) 

 

2022/11/09
一般社団法人 日本児童文学者協会

〒162-0825
東京都新宿区神楽坂6-38中島ビル502
TEL 03-3268-0691 / FAX 03-3268-0692
E-mail zb@jibunkyo.or.jp